※ 2011年、震災後の計画停電の最中に眺めていた、ロウソクの火にインスピレーションを得て、制作した作品です。揺らめき立ちのぼるロウソクの火の中に、犠牲者の方々の魂が昇華されていく姿を想像し、炎を人に見立て偶像表現しました。
この作品は、漆を採取し終わって伐採された樹に、彫刻を施したものです。木は漆掻き職人の方から譲って頂き、それを鉈で割っていく中、インスピレーションを感じた材を用いて、祈りの像を制作しました。廃材となる漆の木に、祈り像として再び命を吹き込みたいという思いがあります。
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