この作品は、東京芸術大学博士課程の修了制作です。国立科学博物館の鹿の剥製に感動を覚え、そこに感じた生命の輪廻観を仏塔の構造的意味や象徴性に見立て、作品化しました。ライティングに反射した蒔絵や金箔が、背面に後光を形作っています。これらを含め、会場全ての条件が整ってこの作品は成立します。
表現者として多くの "喜び" と "気付き" をもたらしてくれた、私にとって大切な作品です。
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